書名 | 著者 | 出版社 | 発行年 | 購入 | 備考 |
幻想としての経済 | 栗本慎一郎 | 青土社 | 昭和57年(1982) 第8刷 | 1980年代前半 |
章 | タイトル | キーワード・メモ・感想等 | 参考文献 | 備考 |
1 | 経済人類学序説 | 芸術とは消費である。(中略) 芸術とはまさに経済学的範疇に 属するもの(P.40) |
アナクロニズム (種村季弘) 共同幻想論 経済人類学 エネルギーとエントロピー の経済学 |
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2 | 経済人類学の方法 | 広義の経済学とは、生物としての 人間を考え直すことでなければ ならない。(P.60) 経済の分析は文化の解釈と基本的に 同じでやりかたでなくては ならない(P.66) |
大転換 経済の文明史 感覚の分析 経済人類学 呪われた部分 共通感覚論 贈与論 経済と文明 |
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3 | 貨幣のエロティシズム | (略)貨幣と護符や呪物との境界は実に 不分明なものであり(略)(P.93) |
経済人類学 世界のコイン |
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4 | 制外者の幻想 | エロティシズムの根源は(中略)きわ めて経済学的なものなのだ(P.135) カトリシズム−(魔女狩り)−宗教改革 −産業革命−市場経済社会(P.186) |
生と再生 (エリアーデ) 呪われた部分 二番煎じものぐさ 精神分析 宗教とエロス (ヴァルター・シューバルト) |
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5 | 経済人類学は解読する | 生産力の増大が巨大な人口を支える ことになるという生産力原因説は 誤りであることが判る。(P.223) ヨーロッパ中世都市は、それ以外 の社会の都市とは全く違う性格の ものである。(P.239) この緊張感が日本に独自の文化的 推進力を与え、日本に能を生み、 その他の芸能を育て、日本経済の 推進力たる商事会社の源流をも 形成し、現在に至っている。(P.242) |
反抗の原初形態 (青木保訳) 西ヨーロッパ 農業発達史 (速水融訳) 図説西洋経済史 (角山栄編著) 日本経済史への視覚 近世農村の歴史人口学 的研究 歴史のなかの江戸時代 (以上、速水融) 人間の経済 |
(*2) (*1) (*1) (*3) |
6 | 遠視のなかの経済人類学 | ・両性具有 ・社会の本源的定在→普遍的無意識 →(マナ)→交換および貨幣 の発動(P.268) ・精神のエントロピー ・精神分析学者岸田秀によれば、 人間の共同体は人間の個人と 同様に精神分析の対象に なりうるという。(P.285) ・「心性的エネルギー」(P.290) |
学際思考のすすめ 日本のシャーマニズム 社会学と人類学 文化人類学読本 経済と文明 今日のトーテミスム 野生の思考 変動の社会学 (N.J.スメルサー) 社会学の基礎概念 (M.ウェーバー) 経済人類学 貨幣と象徴(吉沢英成) 貨幣の哲学(ジンメル) エソロジーはどういう 学問か エネルギーとエントロピー の経済学 感覚の分析 経済人類学 認識の分析(E.マッハ) |
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