書名 | 著者 | 出版社 | 発行年 | 購入 | 備考 |
経済人類学 | 栗本慎一郎 | 東洋経済新報社 | 1979(昭和60年)第12刷 | 1980年代中旬 |
章 | 章タイトル | キーワード・メモ・感想等 | 参考文献 | 備考 |
1 | 経済人類学とは何か | 経済が社会に埋め込まれている (構造化された供給がわざとらしく 儀式である必要はない) トンガ、マナ (普遍的)無意識、古代的人間 存在とは力の場の謂いである。 |
経済の文明史 経済と文明 贈与論 呪術の一般理論 の素描(M.モース) 心理学と錬金術(C.G.ユング) |
(*1) (*1) |
2 | 経済人類学の諸潮流 | 「経済人類学」=「ポランニー派」 ではない。 将来的には数量的モデルの可能性 がある。(P-32) |
西太平洋の遠洋航海者 | |
3 | ポランニーの経済史学 | 交易・貨幣・市場は別個の 起源を持つ。等価とは何か? 経済の内部と外部。 実在:諸関係の中に相対的に 安定するような要素の複合体(P.53) |
人間の経済★ 経済と文明 経済の文明史 大転換 天理大学学報 |
(*4) |
4 | 歴史認識における シンボリズムとコスモロジー |
互酬・再配分・市場交換 共同体の内部と外部 沈黙交易・貿易港 異人。何が"売買"されていたか 余剰とは何か 深層的論理・周縁性 シンボリズム |
知の遠近法 身体技法(M.モース) 科学革命の構造 大転換 経済の文明史 エコノミーとエコロジー 西太平洋の遠洋航海者 経済と文明 歴史(ヘロドトス) (山の人生、遠野物語) 文化と両義性★ 知の祝祭 汚穢と禁忌(メアリー・ダグラス) |
(*1) |
5 | 文化人類学における経済人類学 | (フロイト心理学) 心理人類学(祖父江孝男) 構造主義 貨幣とは経済制度になった宗教 |
文化人類学のすすめ |
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6 | 沈黙交易 | 接触忌避 異人、鬼、 椀貸伝説、中宿 |
歴史(トュキゥディデス) 日本書紀 |
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7 | 貿易港と対外貨幣 | 対外貨幣 | 経済と文明 | |
8 | 貨幣の起源と本質−文明と貨幣 | 全目的貨幣こそ特殊 穢れの祓い(払い) |
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9 | 貨幣のシンボリズム | 貨幣の『非』経済的機能 聖体示現 単なる金銀の作成が目的でない 体系の外縁における境界 両性具有、トリックスター |
性格と肛門愛(フロイト) 聖と俗★ 心理学と錬金術(C.G.ユング) 汚穢と禁忌(メアリー・ダグラス) (共同幻想論) |
(*2) |
10 | 魔力・経済倫理・法 | 普遍的無意識、神話類型 人格的宇宙-外的宇宙 両義性? 物理的制裁 |
心の構造★ 贈与論 汚穢と禁忌 文化と両義性★ 刑吏の社会史 |
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11 | 聖性と魔性の異人たち −民俗学への視座 |
山人、(沈黙)交易 | 遠野物語 | (*3) |
12 | 実在的認識論の世界 | 心の深層ではより普遍的な 非市場的社会を求めている(P.255) 「実在」とは、生存のための諸関係 の連関の相対的定着であって、 「実体」ではない。(P.258) 個別のシステムの合計はこの全体に 代置・到達するものではない(P.260) |
大転換 資本論の哲学?(廣松渉) 経済の文明史 感覚の分析★ 空の青(バタイユ) |
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共同幻想論★ |