書名 | 著者 | 出版社 | 発行年 | 購入 | 備考 |
経済と文明 | カール・ポラニー | ちくま学芸文庫 | 2004年 第1刷 | 2004年11月 |
章 | タイトル | キーワード・メモ・感想等 | 参考文献 | 備考 |
プロローグ | ||||
第1部 | ダホメ王国−その歴史的背景 | |||
1章 | 内陸王朝と ベニン分離帯 −王朝の成立 |
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2章 | 奴隷貿易の挑戦 −王国の展開 |
<略>かの名高い「アマゾン」の制度 となった。乙女の義勇軍からなる この大きな精鋭戦力は、宮廷の まわりに配置され、<略>(P.084) 国内商業を望ましくない外部からの 影響、とくに外国通貨の効果的 浸透を伴う影響のすべての経路から 隔防するために<略>(P.084) |
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第2部 | 経済の諸形態−社会における経済的要素の原理 | |||
1章 | 再配分−経済の 国家的領域 |
男性は実際に働く役人として、 女性は統制者として働くという 各段階で対になった官僚構成(P.120) 双分組織は軍隊にもまたあまねく 存在した。(P.122) 王は、叢林の王と都市の王の二重の 役割を持っていたのである。(P.124) |
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2章 | 互酬−相互扶助 と協同 |
ドックプウェ(互酬的労働集団) 職能組合ソ |
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3章 | 家族経済 −土地と宗教 |
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4章 | 交換−孤立して いた諸市場 |
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第3部 | 奴隷貿易−非市場経済の安定性 | |||
1章 | ウィダ−貿易港 の制度的起源 |
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2章 | サヴィ王朝− ウィダの君主権 と条約 |
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3章 | ダホメの貿易港 −ヨーロッパ との窓口 |
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4章 | 虚構のヨーロッパ 貨幣−商品取揃え 単位の発明 |
はじめからずっと例外なく、彼らは アフリカ人式に〈現物〉で交換し、 貨幣は使用しなかったので ある。(P.251) |
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第4部 | 古代的経済−結論・非市場社会の普遍的諸制度 | |||
1章 | 古代的貨幣制度 −子安貝と 非市場経済 |
子安貝の使用された地域とそれが 支払いには受け入れられなかった 地域とは、あたかもその境界が 行政的権威によって引かれたかの ごとく明確である。(P.317) 多くの古代的取引きは、<中略> 慣習的な等価物を交換するという 法令の存在を想定させた。(P.322) 貨幣が<中略>けっして交換手段 ではなかったのである。(P.323) |