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読書備忘録 【エロティシズム】


作成開始(2023/03/27)

  1. 書名

  2. 書名著者出版社発行年購入備考
    エロティシズム G・バタイユ 二見書房 2003年 31版 2013年1月    

  3. 全体的なメモ

  4. 呪われた部分」とともにジョルジュ・バタイユの最も重要な著作と思われる。
    エロティシズムとは何かについて真面目に考察した本。
    なので、狂喜乱舞するような内容ではなく、とても難しい内容である。(^^;
    マルキ・ド・サドの「ソドム百二十日」についての言及があるが、読んでみるのがなんだか怖い。(-_-;
    (2023/3/27)
  5. 目次・参考文献・キーワードなど

  6. タイトルキーワード・メモ・感想等参考文献  備考  
      まえがき・序論
      まえがき 闘牛鑑
    (ミシェル・レリス)

      序論
    第一部 禁止と違犯
    1 内的体験における
    エロティシズム

    2 死と結びついた
     禁止
    トーテムとタブー
    (フロイト)
    ソドム百二十日
    (マルキ・ド・サド)
    3 生殖と結びついた
     禁止
    人間と聖なるもの
    (ロジェ・カイヨワ)
    親族の基本構造
    4 生殖と死との
     類縁
    5 違犯 「禁止は犯されるためにある」
    (P-92)
    俗の世界と聖の世界とが人間
    社会を構成する。(P-97)
    人間と聖なるもの
    (ロジェ・カイヨワ)
    6 殺人、狩猟および
    戦争
    ラスコーの壁画
    (G・バタイユ)
    戦争論
    (クラウゼヴィッツ)
    7 殺害と犠牲
    8 宗教的犠牲から
    エロティシズムへ
    9 性的充血と死 人間的領域では、性的活動は
    (中略)本質的に一つの違犯
    なのである。(P-156)
    違犯の性格とは罪の性格だ。
    (P-156)
    10 結婚と躁宴に
     おける違犯
    11 キリスト教 人間と聖なるもの
    (ロジェ・カイヨワ)
    呪術の一般理論
     に関する略述

    (M.モース)
    ソドム百二十日
    (マルキ・ド・サド)
    火箭(ボードレール)


    (*1)
    12 欲望の対象、売淫
    13 エロティシズムの本質は穢す
    ことだという意味で、美は
    この上もなく重要である。
    (P-210)
    第二部 エロティシズムについての諸研究
    1 キンゼイ、泥棒仲間
     および労働
    2 サドの至上者 ソドム百二十日
    (マルキ・ド・サド)
    3 サドと正常人 ソドム百二十日
    (マルキ・ド・サド)
    4 近親相姦の謎



    贅沢品の生産はそれ自体
    有益な労働の破壊なのだ。
    (P-303)
    猥褻性とはひとつの関係
    なのである。(P-317)
    だから裸体はそれ自体では
    猥褻ではない。(P-318)
    親族の基本構造
    トーテムとタブー
    贈与論
    呪われた部分


    (*2)
    5 神秘家と肉欲 だから愛には本質的に、苦悩の
    中で生きたいという欲求があり
    (中略)官能の興奮は死への欲望
    ではない。(P-355)
    娼婦の行動や言葉における
    猥褻性は、そうしたものを日常
    生活としている人たちにとって
    は面白くもないものである。
    しかし、清浄な生活をしている
    人たちには、それは目くるめく
    ような落下の可能性を提供
    する。(P-358)
    6 聖性、エロティシ
     ズムおよび孤独
    人間と聖なるもの
    (ロジェ・カイヨワ)
    ラスコーの壁画
    (G・バタイユ)
    7 『マダム・
     エドワルダ』序文
    マダム・
     エドワルダ
    (G・バタイユ)
      結論
      結論
    参考文献は本書記載の全てではなく、かつ同じとは限らない。
    ★印は特に重要な文献
  7. 参考・注記


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