書名 | 著者 | 出版社 | 発行年 | 購入 | 備考 |
新しい科学論 | 村上陽一郎 | 講談社ブルーバックス | 1980年 第4刷 | 1980年代中頃 |
章 | タイトル | キーワード・メモ・感想等 | 参考文献 | 備考 |
序章 | 科学的なもの、 人間的なもの |
二重ラセン (ウォトソン) |
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第一章 | 科学についての常識的な考え方 | |||
第一節 | 帰納 | ・C.S.パース ・マッハ |
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第二節 | 常識的科学観 の特性 |
・ポパー 「バケツ理論」批判 ・ボルツマン 「科学者は裸がお好き」 ・マックス・ウェーバー 「価値中立性」 |
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第二章 | 新しい科学観のあらまし | |||
第一節 | 文化史的 観点から |
彼(コペルニクス)の頭のなか にはつねに、この世界を支配 しているのが神である、という 基本図式が存在していたこと です。(P-104) ガリレオは有名な言葉を残し ました。神は二つの書物を 書いた、その一つはいうまでも なく聖書である、もう一つは 自然そのものだ(P-106) 神がこの世界を造ったときに (中略)「合理的秩序」のなかに おいた、という絶対的な確信を ケプラーはもっていました。 (P-108) ニュートンは(中略)デカルトの 立場を神への不信心に連なる 可能性があるものとして、厳しく 批判しています。(P-110) ・スピノザ 「神即自然」 |
天球回転論 (コペルニクス) 近代科学と聖俗革命 |
(*1) |
第二節 | 認識論的 観点から |
言語を超えた「客観性」など というものが、何らかの意味を 持ち得ることはありえない (P-174) 「事実」が科学理論によって 造られるものと考えられる (P-180) ・ハンソン 「ゲシュタルト変換」 ・クーン 「科学革命」 |
科学理論はいかにして 生まれるか (N.R.ハンソン) 科学革命の構造 方法に抗して(仮題) (ファイヤーベント) |
(*2) |