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第二種電気工事士 受験体験記


受験体験記記載(2012/11/02)
  1. 教材

    1. 筆記試験教材
      • 第二種電気工事士筆記試験予想問題集(電波新聞社)
        タイトルは予想問題集ですが、必要かつ十分な解説があります。
        項目毎に問題がある上に、現在の試験形式になった平成18年以降の
        既出試験問題と回答が全て載っており、たいへんお勧めです。
        今回は、筆記試験はほとんどこの参考書で勉強しましたが、
        唯一の欠点は写真が白黒のため、一部の鑑別問題の内容が
        よく解らないことです。(^_^;



      • 第二種電気工事士テキスト(オーム社)
        今年度の技能試験公表問題についての解法手順が記載されていたため、
        技能試験対策として購入しました。
        筆記試験についても書かれていて、
        試験の出題ポイントがよく纏まっていると思います。
        そして、何より鑑別問題の写真が「カラー」です!
        やっぱり、カラー写真を見ておくべきだと思いました。(^^;


    2. 技能試験教材
      • はじめての人の技能試験入門講習(電波新聞社)
        技能試験の基本的な作業手順についての解説で、DVD付きです。
        発売は年末なので、公表問題については解説はありません。
        (平成21年の問題が1問掲載有り)
        なんと言っても、DVDの解説が見たかったため昨年末に購入しました。
        私は、ケーブルの採寸は、試験のときも、
        このDVDに解説されている方法で作業しました。
        ケーブルの採寸は厳密でなくても良いので、
        本DVDの方法に従うと、早く出来ると思います。(^^v


      • 第二種電気工事士テキスト(オーム社)
        筆記試験の参考書でも紹介した本です。
        発売が3月〜4月頃なので、7月の前期技能試験に向けても、
        十分練習の時間が確保出来るのでお勧めです。
        筆記試験の練習は主に本書を使用しました。


      • これで合格 候補問題(電気書院)
        技能試験の2〜3週間前に書店で見かけて衝動買いしました。(^^;
        候補問題や基本作業の解説が丁寧で、絵や写真も全てカラーです。
        電気書院の参考書は平均的にはいいものが多いと思いますが、
        試験直前に買うほどではなかったとは思います。(^^;


    3. 技能試験教材
      電気工事士の試験は技能試験があるため、
      工具の他に練習用の器具やケーブルが必要になり、
      教本意外にもけっこうお金がかかります。(^_^;
      私の場合、概略
      ・工具:16k\
      ・器具:10k\
      ・ケーブル(セット):15k\
      ・ケーブル、リング・スリーブ等(追加分):6〜7k\
      程度かかったと思います。

      • 工具
        工具は、Amazonから宝山製のセットを購入しました。
        工具はバラでも買えますが、私のような初心者で独学の場合
        選択が難しくセット購入としました。
        セット購入の場合、多少(5〜6k\)高くなりますが
        ワイヤー・ストリッパー付きを絶対お勧めします。
        ただし、全てのケーブルがワイヤー・ストリッパーで処理出来る
        訳ではないので、電工ナイフを使用する練習は必須です。
        なお、今回購入したセットはドライバーがプラスとマイナスで差替え方式
        となっていたため、別途プラス・ドライバーのみ購入しました。


      • 練習用器具
        頻繁に使用するVVFケーブルやスイッチ類などはホームセンタでも
        手に入りますが、中には入手の難しいものがあるので、
        「平成xx年度対応」と銘打った練習用部材やケーブルが販売されて
        いるので、これらを使用するのが早いと思います。
        私は、これらもAmazonから購入しました。
        ちなみに、最初見たときは、何に使うのか解らないものもあります。(^_^;


      • 練習用ケーブル
        市販されているケーブル・セットはおおよそ1回分の練習量しかないので、
        2〜3回練習する場合不足してしまいます。
        しかし、最も使用するVVFケーブルやリング・スリーブなどは
        ホームセンターで手に入りますし、一度セット購入で実物を
        見ると、自分で該当するものが判断出来ますので、練習量に
        合わせて、個別に必要な量を追加購入するのがよいと思います。


        私の場合、候補問題のうち、簡単そうな問題は2回
        難しそうな問題は3〜4回練習しました。
        のべ25時間くらい技能試験の練習に費やしたと思います。
        練習のときは、基本作業の練習のときは別として、
        候補問題の練習のときは、毎回時間を計りながらやりました。
        下の写真は、練習のために切り刻んだ(?)ケーブルの残骸です。
        レジ袋で3袋になりました。
        不燃ゴミで出すことになると思います。(^^;


  2. 筆記試験

    既出問題の類似問題が比較的よく出る試験ですし、平成18年以降の既出問題は
    ほぼ完ぺきにマスターしたつもりでいましたが、いざ試験を受けてみると
    あまり出来た気がしませんでした。
    が、試験後、模範解答が発表されてから自己採点してみると、
    9割以上出来ていました(自分でもびっくり)。(゜_゜;
    ので、筆記試験はまず過去問5年分くらいが完全に解けるようであれば
    合格の実力があるとみてよいと思います。

  3. 技能試験

    私の予想は外れ、候補問題のNo.8が出題されました。(^^ゞ
    正直なところ、私の嫌いな問題でした。
    なぜか言うと、端子台に接続される3本のケーブルを、
    アウトレット・ボックスのゴム・ブッシングに通すと、
    ボックスの中が混雑してしまい配線が難しいからです。
    しかも、楽しみにしていたコンセントとスイッチの配線は
    ないし・・・。(^^;

    さて、試験直前までは落ち着いていたつもりですが、
    いざ、試験が始まってみると、やはり緊張していて、
    手に汗をかいています。

    う〜、工具はすべるし、電線もすべります。(>_<)

    やはり、40分とゆう制限時間はプレッシャーでした。
    特に、最初に着手したVVR(丸)ケーブルの被覆剥きの際、
    丸ケーブルが汗ですべって回せないのには参りました。

    まあ、とは言え、作業をしている間に少しづつ落ち着いてきて、
    多少は慎重に作業したつもりですが、どうにか練習の時と同様、
    30分くらいで配線まで完了し、チェック時間が10分位
    確保出来ました。

(2012/11/02)


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