JH8CHUのホームページ>CPU

CPU


ケースと電源回路を製作した後、最初に組立たボードはCPUボードです。
ボード中央の40ピンDIP LSIが8bitCPUである日立製の「6800」です。
当時、ちょうどスペース・インベーダーが流行し、店頭ではCPUは品薄状態でした。
札幌の部品屋さんで予約をして、約2週間入荷を待ちました。
値段は、@6000\位したと思います。

CPUのクロックは1MHz(!)です。水晶発振子は4MHzで、これを4分周して使用しました。
手前、二つのICはメモリです。スクラッチ・パッドとして使用しているこのメモリの記憶容量は
1個あたり、なんと128バイトです!

このボードだけで遊ぶためには、まずユニット正面のスイッチから、このボードのメモリに
プログラムとデータを書き込みます。演算結果はメモリ上に格納するようにプログラムを作成します。
ちなみに、最初はコンパイラもアセンブラもOSもないので(!)、プログラムはハンド・アセンブルします。
次に、ユニット正面のスイッチをRUNにした後(プログラムが実行される)、HALTさせます。
正面のスイッチを設定し、演算結果のあるメモリのアドレスの内容をLEDで確認します。

このボードだけでは、とても実用的なプログラムは作成・実行できないのですが、
それでも、初めて、加算やシフト命令を実行出来たときは、かなり感動モノでした。(^o^;
(2009/05/16)


Copyright (C)2009 Masahiro.Matsuda(JH8CHU), all rights reserved.