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直流電位差計


ケルビン・バーレー・ポテンショメーターの写真掲載。(2006/05/21)
ケルビン・バーレー・ポテンショメーターの回路図掲載。(2008/09/07)
本ページのタイトルを直流電位差計に変更。(2018/06/03)
標準電圧発生器の製作を掲載。(2019/04/30 平成最後の日)
ケルビン・バーレー・ポテンショメーターの製作を掲載。(2019/05/01 令和最初の日)

  1. 直流電位差計の測定原理

    直流電位差計の原理はこちら

  2. 標準電圧発生器

    1. 概要
        直流電位差計として使用することを想定した標準電圧の発生装置です。
        かつては、標準電池が使用されてしましたが、取り扱いが難しかったため
        今は電子式にとって代わられました。
        ここでは、自作しやすいように専用のICを使用し、特に気になる電圧の精度については
        スペックで0.1%のIC(LM4040AIM3-4.1)が手に入りましたので、これを使用しました。

        また、直流電位差計を使用する際はセンターメータの電流計も必要になりますが、
        これも同一のケースに組み込みました。

    2. 仕様
      • 標準電圧発生部
        • 出力電圧:4.096V ±0.1%
        • 出力電流:最大100μA
        • 電源(2way)
           (1)内部電池:6V (単四×4)
           (2)外部電源:4.7V〜10V
        • 消費電流
           (1)内部電池使用時:1.9mA
           (2)外部電源端子:〜5.9[mA](電源10V時)

      • 電流計部
        • フルスケール:±100μA センターメータ

    3. 外観
      • 前面


      • 裏面


    4. 回路図

    5. 設計と製作



  3. ケルビン・バーレー・ポテンショメーター

    1. 概要
      ケルビン・バーレー・ポテンショメータはステップ式のポテンショメータで
      設定値がダイヤルから直読出来ます。
      今回製作したのものは3桁のロータリースイッチからなり、4桁目はVRで連続可変しています。
      回路と定数はトランジスタ技術の1988年2月号に掲載されたものです。

    2. 仕様
      1. 分解能:4ダイアル
          上位3桁はロータリー・スイッチにより直読出来ます。
          最下位の桁はVRにより連続可変します。

      2. 入力抵抗:5kΩ
          ケルビン・バーレー・ポテンショメータは設定値によらず、入力抵抗が一定になる
          という特徴があります。


    3. 外観



    4. 回路図


    5. 設計と製作



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