読書備忘録　【プロの企業分析】

1. 書名

書名	著者	出版社	発行年	購入	備考
プロの企業分析	栫井駿介	ｸﾛｽﾒﾃﾞｨｱ･ﾊﾟﾌﾞﾘｯｼﾝｸﾞ	2023年3月 初版	2023年10月




2. 全体的なメモ

いわゆるファンダメンタル分析に関する入門的に見える解説書。
専門的であまり込み入った分析をするよりは、最初は難しいにしても、
1社15分で分析して、数をこなして有望な投資銘柄を見つけ出す戦略。
長期投資を前提としているので、チャートに関する記述は全くない。
推しアイドルを見つけるのと同様、推し企業を見つけて長く投資するというコンセプト。
(2023/12/24)


3. 目次・参考文献・キーワードなど

章	タイトル	キーワード・メモ・感想等	参考文献	備考
1	企業分析の目的	【メモ】この章は少し冗長でやや退屈 に感じた。
2	プロの企業分析	【メモ】企業分析としては、まず 経営学でよく知られた手法である 3C分析を行い、SWOT分析で整理する。
3	プロの企業分析の実際	【メモ】3C分析とSWOT分析をする 基本的なネタは有価証券報告書。 競合相手や業界シェアなどは 業界地図を参照する。 情報源としては決算説明会の 動画や転職サイトなども参考になる。
4	簡単！財務諸表分析	【メモ】財務諸表であるBS、PL、CF 計算書のどこを見るかを具体例で解説。 投資の指標としてはROEを重視。
5	企業分析で最も大切な 　「ストーリー」	【メモ】3C分析、SWAOT分析、 財務諸表の分析は過去の分析。 大切なのは未来がどうなるかを 予測することだが、未来予測の ストーリーの出発点は3C分析と SWOT分析。未来のストーリー はポジティブ・シナリオと ネガティブ・シナリオを考える。 実際の未来はポジティブ・シナリオと ネガティブ・シナリオの間に 入るであろう。ストーリーは 定期的に検証・見直しを行う。
6	企業分析家の視点をもつ	誰が見てもよい企業というのは、 すでに株価が高いことが多い (P-208) 【メモ】だから、長期で業績が 伸びて、多くの人が気づいていない 銘柄を探し出す必要がある。

参考文献は本書記載の全てではなく、かつ同じとは限らない。
★印は特に重要な文献


4. 参考・注記

*1：
*2：
*3：